生徒のお母さまから、『娘が作文で表彰されました!』とご報告いただきました。
とても嬉しい事です。
第十二回 「いのちの授業」 【優秀賞】
『うちのクレマちゃん』 小学2年
クレマはわたしのお姉ちゃんです。わたしが生まれる前から家でかっているワンちゃんです。
わたしが赤ちゃんのころ、わたしのいちごを手からとっていってもぐもぐ食べるくいしんぼうでした。だっこしようと思ったら、けられておなかがいたくなりました。でも、小学校に行くときにはわたしよりはやくじゅんびをして、見おくりにきてくれました。いつもえがおでかわいかったです。クレマは、ママが大すきです。いつもママにだっこされていてしあわせそうでした。
十才のときに心ぞうびょうになりました。十二才のある日のよる、ソファーのうえでたいへんなことがおこりました。ソファーからおちてしまって、体の力がぬけてしまい、いきができなくなったそうです。わたしは、おふろに入っていたので、たすけられなかったことをすごくこうかいしています。ママとクレマは、きゅうきゅうびょういんに行きました。二人ともすごくがんばっていたと思います。入いんしてしまい、さびしかったのですが、たいいんしたときは、ほっとしました。みんなしあわせそうでした。よくがんばったねと思いました。
それから一年みんなでたいせつにクレマをまもりました。でも、またもっとたいへんな日が来てしまいました。思いだすのもむずかしい日です。とてもくるしそうなクレマに、わたしは、見ているだけだったので、もっとなにかできなかったのかとまだ思っています。よ中に、ママにおこされて行ってみると、クレマがなくなっていました。すごく悲しくて気もちがおさまらなくて、とてもイヤでした。クレマを空へおくる日も、すごく悲しかったです。でも、ほねはものすごくかわいかったです。
いのちは、たのしいこともあるけど、びょうきでくるしいこともたくさんあると思いました。でも、びょうきの中でもクレマはえがおでした。それを見てわたしもがんばろうと思いました。
いのちってなんだろうと思っていました。どうやってたいせつにしたらいいのか、わかりません。でもクレマは、あきらめずにじぶんのいのちをたいせつにしていたと思うし、みんなのためにがんばっていたと思います。クレマとの生かつで、その気もちをかんじることができました。クレマのようにがんばればいのちとはなにかがわかるかもしれないと思います。
ずーっと空の上で見まもっててね。クレマ
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