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私がバレエを始めたのは8歳の頃。
今から42年前のその頃は、まだまだ情報が少ない時代。ネットなど勿論無く、我が家にはビデオの録画機器もありませんでした。たま~にNHKで放送されるバレエの映像を、眠い目をこすりながら必死に観たのを覚えています。
そんな中でのバレエなので、先生に言われたことをただただ必死に練習するしかありません。
しかし、『甲が伸びない』『股関節が硬い』『膝が伸びない』・・・etc・・・・・
それらを解決するための具体的な方法は分からず、バレエで求められるラインにならない自分の身体は『こういう身体なのだ』とあきらめていた事がたくさんありました。
それでも何とかプロとして舞台に立てるようになったものの、自分の身体のコンプレックスについて『知りたい』と思っていた事がたくさんあった中・・・
セミナーでヤンヌイッツ先生に出会い、たくさん質問。そんな中、衝撃的な事実を知りました。
『あなたの身体はあなたの使い方でこうなっています。』
最初はかなりショックでした。
自分の生まれつきの身体だけではなく、自分の使い方でこうなっていたのか。
自分ではたくさんの努力をしていたつもりだったけど、その方向が違っていたのかも。。。努力の方法をちゃんと知りたい。バレエを教えるためにも勉強しなくては。。。
そうは言ってもセミナーでヤン先生にお会いできるのは年に数回。そこで、ヤン先生の通訳をしていた郷路先生の元へ。ヤン先生の通訳ができる程(=知識が豊富)郷路先生もイギリスでたくさん勉強してきた身体の事のスペシャリスト。そこから身体についての本格的な学びがスタートしました。
それから約25年・・・その学びはまだまだ現在進行形です。
学べば学ぶほどその先が続いている事に気が付きます。
決してバレエ向きとは言えない私の身体。そんな身体でも昭和世代の『力・気合・根性』で無理くりここまでやって来たのだな・・と。若いうちはそれでも何とかやってこれた(のか??)のですが、さすがに半世紀経過した身体はそうもいきません。
自分でも受講しているパーソナルのピラティスでは、毎回身体の確認・修正・発見。
頭では解っていても、身体を思うようにコントロールする事は本当に難しいです。
人間の身体とは本当に良くできているもので、同じ動きでも、望まない筋肉や自分の使いやすい筋肉をチョイスして似たように動きを行う事ができてしまいます。しかし、その事によってその先の進みへの遠回りや邪魔が起こる事もあります。
ピラティスの中で『解った!この使い方でバレエをしたら動きやすくなるかも!!』と思ってバレエに落とし込もうとしますが、長年身体にしみついてしまっている今までのバレエ、なかなか思うように、そう簡単には行きません。
本当に1つ1つ組み立てなおしです。
そして去年からスタートしたチェケッティセミナーでバレエの動きの本物の学び。自分のバレエについてセミナークラス中に発見。
『あ、ここに意識が足りてない』
『こう動いていたからこれがうまくいいかなかったんだ・・・』
そしてそれらの修正を自習で試みますが、修正に夢中になるとピラティスで学んだ身体の使い方ではなく、またまたここでも古く馴染みの動き方が邪魔をしに戻ってきます。
『あ”ーーーなんと果てしない・・・』
tea Ballet を選んでくれた生徒にはそんな思いはさせたくない。
一度折り目をつけてしまったら・・・
一度色をのせてしまったら・・・
そんな事を考えると、生徒に向き合う事は責任重大、最初の一歩はとても大切だと思います。
どう身体を使うのか、どう動くのか。
どんな言葉で、どんな音楽で、どんな方法で。
まだまだ私の学びは続きます。
京王線京王稲田堤駅徒歩3分、JR南武線稲田堤駅徒歩4分
クラシックバレエ・ピラティス・ヨガ・コンテンポラリーダンス
ちょっとかわいいゆめみるバレエちゃんグッズ
tea Ballet Studio
主宰:當眞晶子(とうましょうこ)
8歳より松山バレエ学校にてバレエを始める
松山バレエ学校を経て松山バレエ団に入団
同バレエ団公演に参加
1999年 熊川哲也率いるK-BALLET COMPANY SPRING TOUR に参加
2002年よりローザンヌ国際バレエコンクール日本事業部バレエセミナーに参加し〈解剖学的アプローチ〉によるバレエ指導法を学ぶ
2005年よりバレエ・リーブルに参加し 解剖学・バレエエクササイズ指導法を郷路泰子より習得
2008年 DMJ Body Balancing ピラティス指導者資格取得
2013年 東京療術学院卒業
東日本療術師協会認定 ・整体療術師
・心理療術師
・マインドボディセラピスト
・カイロプラクティック リフレクソロジー課程修了
神奈川芸術舞踊協会会員