”軟骨” はみな様もよく耳にする言葉かと思います。
骨と骨とが向き合う関節では、骨端の表面は軟骨で覆われています。
また、股関節・肩関節にある関節唇、膝にある半月板や背骨の間にある椎間板は、関節の安定の助けや衝撃の吸収の役割があり、これらも全て軟骨なのです。
そして身体の細胞は血液によって栄養が運ばれますが、軟骨は血液では栄養がもらえない仕組みになっています(半月板のわずかな部分だけ血管がある場所があります。)
関節自体は骨膜から続く膜でつくられる関節包という袋状の組織に包まれ、その中は関節の動きを滑らかにする滑液といういわゆる油のようなもので満たされていて、軟骨はその滑液から栄養をもらう事ができます。
滑液は関節を動かすことで分泌されるので、動かさないでいると軟骨はずっと栄養がもらえない状態になってしまいます。
歳をとって身体を支える筋肉が弱くなると、骨端にある軟骨同士がぶつかりやすくなり、ぶつかりあう事で、お互いの軟骨を削りあってしまう事もあります。
筋力をしっかりとつけ、自分の身体を重力から守りしっかりと支え、そして関節の軟骨に栄養を与えるためにも運動するという事はとても大切なのですね。
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