今度の発表会の中で、傘を持って踊る作品があります。
この作品は第1回の発表会で私が創作したもので、師匠のスタジオで子供クラスを担当していた頃にも上演。今回で3回目です。さらに今回踊る生徒に合わせて手直ししています。
“ 途中、傘を閉じ、最後にまた傘を開く ” 作品。
細かくは、途中で傘を閉じて横向きに両手でギュッと握って踊り、さらに床に一度置いてひと踊りした後、最後は傘を開いてポーズをする振付です。
この傘は、今や一般的なワンタッチ傘(ジャンプ傘??)ではないので、傘の柄の部分に手を差し入れて、ひっかかりを押しながら開かなければなりません。
この作品を踊るのは小学校3年生。
最後に “ サラッ ” と傘を開いてポーズ!!で終わりたいのですが、ペタッとしぼんで閉じた状態の傘にうまく手を入れる事が出来ず、なかなかスムーズに傘を開く事が出来ません・・・おまけに最後のポーズの音は決まっているので、焦れば焦るほどうまくいかず、見ているこちらも本人もドギマギしてしまいます。。。
これでは・・・、と思い、
『傘を持ったら一度傘を “ 振って ” 開いていいよ!!!』
と言ったところ、
『????』
『こうやってみて』(傘をふって見せる)
『・・・・』(うまくできず・・・)
なんと!傘を振ったことが無かったとの事!!驚きました!!!
そう考えると、今はドアのノブ・蛇口・雑巾しぼり etc・・・
手首や前腕をねじる動きをする事は少なくなっているかも・・・・
これは必要だと思い特訓開始~~!
今ではうまく振れるようになりました。
ちなみに、使い終わった道具は自分たちできれいに片づけるのも鉄則。傘をきれいにたたむ事も出来ず、何度も先生たちにダメ出しされていましたが、今ではとても素敵にきれいにたためるようになりました。
一体何の教室!!???
でもこういう一つ一つがとても大切な事だと思います。
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