コンクールデビューした生徒が『夏休みの宿題に感想文を書きました』と、読ませてくれました。
「私を変えたコンクール」
私がバレエのコンクールに出たいと思ったきっかけは、他の子のコンクールをみて、あのぶたいに立ってみたいと思ったから。また審査員さんにアドバイスをしてほしかったからです。
実際練習してみて、基本の動きができていないし、トウシューズで立てなかったから逃げたくなったり、何でこんなに怒られなきゃいけないのかいやでしょうがなかった。しかも2、3か月あるし余裕をもっていた。怒られた時はやばいなと思ってたけどだんだんと余裕がでてきた。
怒られ続けたけどやめたくなかったのは、やるっていったなら最後までやりぬきたかった。またこのコンクールを機にレッスンでの気持ちを切り変えられたらなと思っていたから。この2つを心の中でずっと唱え続けていたから。
自分が変われたと思う大きなきっかけは、ストレッチがいたすぎて逃げたらよろけて骨にひびが入ったことで、先生のいっていたことを身をもって分かった。また、自分の踊りを改めて見てやばいなと思ったことです。
先生とレッスンして、最初はこんなに練習しなくていいんじゃないかと思っていたけれど、コンクール当日が近づいていくにつれて不安がどんどん増えてきて毎日レッスンをしても足りないと思うくらいで何で最初からもっともっとってやらなかったんだとくやしくなった。
コンクールに出て、最初からもっともっとってできてなかったからやりたかったことが本気でできなかったりして、100%を出し切れなかった。この失敗をふまえて、今後のレッスンの態度をあらためたいなと思いました。
今回はじめてコンクールに1人で出て、とてもこわかったし、とてもきんちょうした。ワークショップでは同じ学年でも上には上がいるということを知れてこれからは、その上を目指してがん張りたいです。また、先生やバレエのお姉さんたちみたいに踊れるようになりたいです。
前にも書いた通り、コンクールは発表会とは全く違います。同じ舞台でも発表会のような温かい空気はありません。
ただでさえ本番で自分の力を出しきるのは難しい事ですが、そのような空気の中でも落ち着いて自分の力を出す事ができるような心の強さはとても必要です。
そのためにはとにかく練習!!まさに頼れるのは自分のみ。日々のレッスンを積み重ねる事で、自分を信じられるようになれると思います。
コンクールはゴールではなく通過点。まだまだスタート地点に立っただけ。でもこの経験はきっと将来の自分のためにもなると思います。
彼女の作文を読ませてもらって『へぇ~こんな事を考えていたんだー』と思いました。
特に今回は、まわりにお友達がいない状態。すべて一人。いつも誰かがいる、誰かについて行く事に慣れていた彼女は本当に大変だったと思います。よく頑張りました。ますます頑張って!
とにかく、今、この瞬間を精一杯!
私から生徒のみんなに伝えたい事です。
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