毎回ピアノのレッスンで受ける衝撃!!
同じピアノを触っているのに先生と私では全く音色が違います。。。(そりゃ当たり前ですけど・・・)
自分の思うように指を動かす事がいかに難しいか!!(バレエでも同じです・・・)
動かし方、触れ方(タッチ?)で音が全く変わりますが、レッスン中に何度、先生に続いて弾いても、先生のような音色にはなりません。。。
先日、本屋さんでこんな本を見つけ、思わず手にとってしまいました。
これは面白い内容!!
『これはピアノに限らずどんな事にも共通するのだろうな。。。』
という事がたくさん書いてありました。
〇 脳には、指の筋肉に『動け』と指令を送る神経細胞がたくさん集まった部位があり、ふつうは指の動きが複雑になればなるほど、動きが早くなればなるほど、より多くの神経細胞が活動する。しかし、ピアニストの脳はたくさんの神経細胞を働かせなくても指が動かせるように『省エネ』ができ、まだまだ余力が残っている脳になっている。
〇 ピアニストには長時間弾き続けても疲れにくい『筋肉の省エネ』もしています。『脱力』をして、重力・慣性力・しなりを利用し、筋肉の仕事量を減らし、省エネをしている。
〇 身体を動かすのには、脳が筋肉に指令を送るが、この時脳から筋肉に送られる指令には『ノイズ』が混ざる。ノイズとは、神経細胞が無秩序に活動する事で大きさは毎回違う。このノイズが、私たちの動きを不正確にする大きな原因とされていて、そのノイズは筋肉が大きな力を発揮すればするほど増えるという性質がある。例えばボールを投げる速さを速くするにつれてコントロールが悪くなるのは、筋肉にたくさんの指令を送るので、そこに混ざるノイズも増えてしまうためとされている。もしあまり筋力を使わなければ、ノイズの量も減り、より正確に身体を動かせるはずです。
『脳で省エネをすると、その分筋肉も省エネでき、結果ノイズの量も減り、より確実に正確に身体をコントロールできる』
これは、バレエやバレエ以外の事にも共通していそうで感慨深いですね!!繰り返し練習することで、考えなくても身体が反応するようにトレーニングをする。
やはりコツコツと繰り返す事はとても大切なのですね。
他にも興味深い事がたくさん書いてありました。
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