土踏まずは、バレエにとってとても大切ですが、バレエだけではなく、身体のアライメントを整えるためにもとても重要だと思います。
家を建てる時、しっかりとした土台が大切なように、身体の中で唯一地面と接する足裏も大切な身体の土台となります。
今までたくさんの方の足を見てきましたが、身体にトラブルを抱えている場合は、土踏まずや足指にも問題をお持ちのように思います。
○足裏は
・親指の付け根
・小指の付け根
・かかと
の3点で体重を支え、その3点を結んだ三角形の ”辺” の部分がアーチとなって土踏まずをつくっています。(柱と梁の構造は上部からの重みによって伸張と圧縮両方の負荷を受けるのに対し、アーチ構造はすべて圧縮力に変換してしまうため、大きな負荷に耐えられます。)
皆さんは『土踏まず』と聞いてパッと想像するのは親指側のアーチが多いと思いますが、実は小指側にもアーチがあり、それらは縦アーチと言います。
それとさらには横方向にも横アーチがあります。
足を前から見て輪切りにした状態 →
上の図は横アーチがある状態
下の図は横アーチがつぶれてしまっている状態です。
この横アーチがつぶれることで、外反母趾や内反小趾、中指や小指のつけ根辺りの皮膚が固く角質化したり、さらにはトラブルが上部まで連鎖し、膝の痛みや腰痛など引き起こす事もあります。
アーチがつぶれ偏平足になってしまう原因は、骨と骨とをつなぐ靭帯と腱の長さや強さなど、遺伝的な問題がある場合もありますが、足裏の筋肉の弱さも関係しています。
靭帯や腱を鍛える事はできませんが、筋肉は鍛える事ができるので、筋力を強化くしていく事でアーチを補う事ができます。
バレエクラス、からだエクササイズのクラスでは足裏のトレーニングも行います。
また、バレエやヨガで、足指を積極的に使う事も足裏のトレーニングになります!
身体の土台、土踏まずからのアプローチで、トラブル解決のヒントが見えてくるかもしれません!!
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