バレエの動きをスムーズに行うためには、身体を重力から支え安定させるための強さ、動きを作り出せるため強さが必要なところや、関節を自由に動かせるだけの柔軟性が必要です。
持っている身体はみなそれぞれ。条件や今までの歴史や経験もバラバラ。そうなると個人個人で必要な事の分量か変わってきます。それぞれが自分に足りないものを考え、それらを補う取り組みが必要です。
クラスでは生徒みんなで一斉にエクササイズを行いますが、これは方法や気を付けなくてはならない事、感覚等を伝えているまで。。。
クラスの中で行える分量では『強くなる』『柔軟になる』にはとてもとても足りません。
それぞれに必要な事と量が違ってくるため、自分に必要な事を補えるように繰り返し行う必要があります。
『あれをしなさい!』『これをしなさい!』と言われて行動するのではなく、自分に必要なエクササイズを自分で考えて工夫して “自主的” にできるようになって、初めて結果がついてくるように思います。
人間は頭も身体も怠け者(!?)これは生きるためにはとても大切な事で、何かをするために全エネルギーを消耗していては生きる事が大変になるので、慣れてきたらなるべく省エネモードになるようにインプットされています。
せっかくできるようになった事も続けて繰り返していかなければ、すぐに元に戻ってしまいます。
『はい〇〇を〇〇回!』と言われてするのか、自分で『こうしたい、こうなりたい』から『これをしてみよう』と思ってするのか。
エクササイズをしていると、よく
『何回すれば良いですか?』
『これをすれば〇〇ができるようになりますか?』
と聞かれますが、それは私にもわかりません。
いかに自分と向き合うか。
自分で行動して地味ぃ~に地味ぃ~~にを繰り返す。
そしてそれをクリア出来たら、また次の課題へ、、、とコツコツを繰り返す。
本当に大切だと思います。
この事を身に着けていたら、バレエ以外の事にも通用するのでは?と思います。
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