生徒に動き・身体の中で起こしたい具体的な動きなどを説明する時、その動きの時に感じる “私の感覚” を一緒に説明します。
もちろん “感覚 ”は人それぞれ。“私の感覚” の中でも多くの人が感じるであるような、想像しやすい、伝わりやすい言葉を選ぶのですが(猪突猛進&妄想族な私は『独特な感覚??!!』が多いのだろうか・・・)
ある時、身体をグーっと伸ばした状態を説明したく、
『朝起きて “のびー” ってする感じ』
と生徒に。すると、
『朝起きて “のびー” ってしたことが無い・・・』
ん???。。。
『じゃあ~、休み時間になって “うーっ” てのびする?』
『ん~、しない・・・』
更には、
『のばす?感覚が分かりません・・・』
んんん???。。。
これは一体どういう事だ?!!
かなり調べて悩んでみたり・・・
そして、お気に入り番組の『探偵ナイトスクープ』。
ある日の回で『おなかがすいたことが無い』という子供を見ました。最終的にお医者様の見解としては、
『おなかかすいていない訳ではなく、“おなかがすく感覚” を “おなかがすいた” と認識していない事や、食べる事よりももっと興味のある事があれば、そちらに意識が向いて、空腹を感じないのでは。子供は特に多いと思います。』
と。なるほど!
自分の身体に意識を向けるのはとても大切な事!
『感覚が無い・・・』
と訴える生徒は子供だけでなく大人クラスにも。
また、感覚は過去の経験からのイメージをつなげて目覚めさせたり、呼び起したりもします。
子供のうちから様々な体験をして身体で感覚を感じとる事はイメージする材料を自分の身体に蓄積させる事にも繋がり、『これは、とても大切な事なのだな』と、つくづく思いました。
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