レッスン中、何かがうまく行っている時やうまく行かない時、私は生徒に
『今どんな感じ?』
『何が起きた??』
と尋ねます。
私ができることは、あくまで見た目のアライメントを直す。生徒の動き方を見て基本の動き方から外れていないか?何を意識するとうまく行くか??を予想して提案をすること。実際に身体の中で何が起きているかは自分にしかわかりません。
いつも自分の身体の声を聞いて『どんな感覚がするのか?』『どこを意識するとうまく行くのか?』『うまく行かない原因は何か??』を明確にしておけば、また同じ感覚を自分で起こせればうまく行く確率が上がると思います。
しかし、人間は100%ではないので、これをすれば絶対うまく行く!ということもなく。。。その日の身体の調子によってもまた変化してしまいます。
でもその自分の声を聞くことを繰り返していれば、たくさんの種類のパターンが自分の中で出来上がってきて、どんなコンディションでも対応できるようになれると思います。
先日、臨床心理士をなさっている生徒さんとお話する機会がありました。
その方が
『自分の身体の声を聞くことが難しい方々が多いかもしれませんね。そのこと自体にもトレーニングが必要ですよね』
と仰っていました。
生徒に感覚を尋ねる時もなかなか答えが出てこないことが多いです。
自分の身体の中に意識を向けて、感覚を感じること。多分日常生活でそのような機会は減っていて、考えたこともない!?といった感じです。
また語彙が少なくて、自分の今の状況をうまく言葉にできない生徒もいます。
『普段から小さな声に気づいたり感じることができていれば、大きな傷になる前に対処できますよね』
とも仰っていました。
自分の身体の声を聞いて明確にすること。そしてそれを言葉にすること。
これはバレエ以外にもとても役に立つことだと思います。
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