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神奈川県川崎市稲田堤 teaバレエスタジオのブログ

子供バレエ 身体の事

汗をかけない子供

投稿日:2017年4月19日 更新日:

だんだんと日も長くなり春らしく暖かくなってきました。これから運動に向く季節になりますね。

そしてここのところ、暑くても汗をかけずに顔を真っ赤にしている子供が増えてきているように思います。

運動を行うと人間の身体からは短時間に多量の熱が発生し、それらの熱が皮膚を熱くします。すると身体は汗を出し、汗の水分を蒸発させて熱くなった皮膚を冷やすことで体温を調節します。

現代の生活環境では、暑い時にはすぐにクーラーを入れ寒ければ暖房を入れて、どこに行っても温度はいつも一定に保たれているため、日常で汗をかくことが減ってきているのではないでしょうか。
その様な事から汗腺が発達せず、自律神経の切り替えもスムーズにいかなくなってしまう事もあるそうです。
汗を出す汗腺は、運動をしたり、暑い場所にいたりすることで鍛えられ、エアコンでコントロールされた快適な場所に常にいたりする事で、汗腺が発達せず、また暑さ寒さの変化による副交感神経のスイッチのオン・オフが行われにくくなる事から、体温調節が難しい体質になる事もあるそうです。

中にはレッスン中に『汗をかきたくない!!!暑い~~!!』と言う生徒もいます。
(バレエのお稽古で汗をかかないなんてありえません!!!!)
汗をかくことに、心も身体も慣れていないように思います。
(もちろん暑すぎる場合にはエアコンを使用します…。)

そのような環境も、子供たちが熱中症になりやすくなっている原因の一つになっているのではないでしょうか?

普段からミネラルバランスに優れた食事を摂る事や、水分をしっかり摂る習慣をつけ、汗をかきやすい体質をつくることを心掛けたいですね!

 

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