“痛み” は非常事態を知らせる身体からの信号です。
もし “痛み” を感じなかったら、その痛みを起こしている原因がもっとひどい事になり、大袈裟かもしれませんが、生命にかかわる事も起きるかもしれません。
“痛い” 時はなぜ痛みが起こっているのか、まずその原因を探る事が大切です。その原因を見つけてそれに対処をして、原因から治していくのが一番良い方法ですよね。
『痛み止め』は根本の原因を改善せず、非常事態を伝える信号だけを止めてしまっている状態です。
この様な理由から『痛み止め』の薬に頼る事はなるべく避けた方が良いかもしれません。(時には必要な時もあると思いますが・・・)
また、病院や治療院等で、問題が無いと判断されても “痛み” が取れない時。その時には身体を動かした方が良い場合もあります。
関節を動かさなかったり、いつも決まった同じ動きしかしないと、靭帯や関節包などの関節周りの組織が硬くなったり傷んできたりします。そうなると、関節の動きが制限され可動範囲が狭くなり、他の関節で動きを補いオーバーユース(使いすぎ)状態になりさらに “痛み” が広がったり、感じやすくなってしまったりする事に繋がります。
硬くなったり傷んだ組織の修復には栄養が必要で、それらは血液が運びます。動く事で、血液の流れもスムーズになり治癒のための栄養が運ばれやすくなます。
特に心臓から遠い場所には心臓のポンプ力だけでは足りず、そのまま動かないでいると流れが止まって淀んだ川のように、老廃物も溜まりやすくなってしまいます。(これもまた痛みの原因になったりもします)
”痛いから”と言ってじっと動かさないでいる事が逆効果になってしまう事もあります!
もちろん急性のケガに安静が必要ですが、長引いている痛みには動いてみるのもひとつの手かもしれません!!
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